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知っていましたが、7月から夏です。始めての農家の夏。暑いのは知ってましたが、やっぱり暑い。

汗が止まらないし、飲み水がすぐなくなります。

それから草がめちゃくちゃ伸びまくりです。ただ春先にヘアリーベッチという緑肥を植えていたので、他の雑草が生えるのを抑制してくれ、7月まで一度も草刈りをしないで済みました。

流石に7月になると草の伸び方がひどいため、草刈りを行いますが。。。終わらん!!!ので、自走式草刈機を購入しました。中〇製なので、最初の取り付けやその後のメンテナンスに苦労しました。。。

肝心のぶどうは7月に入り、べレゾン(色づき)が始まりました!

べレゾンが始まったぶどう
べレゾンが始まったぶどう

ここまで来ると感慨深くなっていました。そんな矢先、全て色づき始めたころにぶどうが食べられるという事態が発生!!

食べられたぶどう
食べられたぶどう

「この畑は民家の中にあるので獣害はない」と言われていましたので、ハクビシンなんかも考えましたが、どうやら違うようです。先日の百舌鳥はぶどうは食べませんし。。。確かに鳥が複数羽近くの電線に止まっていますが、畑の中までは入ってきていないので、「???」が3日ほど続きました。

「ちょっと早朝に来てみよう」と考えて、5時ごろに来てみたところ、ビンゴでした。被害の正体は「ヒヨドリ」。群れでぶどうをつついていました。朝につついた以降は畑には入っていなかったようです。

これは流石にやばいと、色々な手を打ちました。

1.まずはロケット花火です。毎朝6時-7時ごろに来て、ヒヨドリ目掛けて発射します。このころは近隣住民の方にもご迷惑だったかと思います。すいませんでした。これは最初のころは絶大な効果があったのですが、そのうち、鳥の至近距離に飛ばさないと逃げなくなってしまって、かなり苦戦しました。(ボランティアの人になんでロケット花火あるのか不思議がられてました(笑))

2.鷹のカイトを設置。一定の効果があるようだったので、畑に合計で5羽も設置しました。風で本当に良く飛びます。

鷹型のカイト

3.キラキラした円盤を設置しました。いわゆるCDですね。これは効果があったか微妙でしたが、細かく設置したので、鳥も嫌がりはしていたはず。。。。

4.鳥の嫌がる匂い成分を設置したりしましたが、こちらは全く効果なしでした。設置した場所に、キジバトが嫌がりもせず普通にいました。(あと害獣よけの線香を買いましたが、これは辛み成分が匂うもので人間もつらいですが、実は鳥は辛み成分は無反応なので完全に失敗でした。)

5.最終手段、捕獲してやろうと思い立ちました。今年の1月に狩猟免許を取得していたので、市に申請して、獣害駆除に乗り出しました。ただ。。。鳥って基本的には銃や網で取るんですが、(市街地だから使えないし、)私は罠の免許しかありませんし。罠箱を設置したのですが、全くの無反応でした。

そのうち、朝だけではなく、日中に私たちがいるときでも畑に入ってくるようになり、どんどん図々しくなっていき、内心かなりヒヤヒヤしていました。

で、結局どうなったかというと。そのうち、いなくなりました。時間とともに。

どういうことかというと、以前にブログに書いた台風や長雨のときに、近くの農家さんたちが稲を全て刈り取りました。これを主に食べようとしていたヒヨドリたちは、稲がなくなると一斉にいなくなった、というわけです。

実際にヒヨドリにやられた被害はわずかなものでしたので、今年は収穫まで苦労はあったものの、ある程度ぶどうはしっかり育っていました。(その後の台風と長雨の過酷さについては以前にブログに記載した通りです。)

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